アオ子のそそられ日記

匂い、あらすじ、見た目、あらゆるものにそそられて。

2018年の終わりに

 こんにちは、アオ子です。
 平成の最後の年末、年越し、なんだか感慨深いものがあって、久しぶりにこのエントリーを書いています。
 今年1年は自分の転機の連続で、始まりから終わりまでどうやらずっと止まることはないような年となりました。

 平成生まれなので元号が変わること自体、人生で初めての経験です。
 続いていく毎日は変わらないはずなのに、時代が変わるというのは不思議なものだなあ、と天皇陛下退位のニュースが出たあたりからずっと感じています。わたしが今まで生きてきたこの日々は平成時代って呼ばれるのか〜って。高校生とか中学生で日本史の勉強をしていた頃の、明治時代とか江戸時代とか縄文時代とか。「時代」なんて何度も口にしたことあるはずなのに、その中にあるものあったはずのものはあまり深く考えたことなかったなあ。それこそ〇〇事件とか事変とか、そういう目立った事象や事件しか触れずに。幾千幾万の日々が簡単に時代というものにまとめられてしまう感覚というのは、なんというか、当事者になっても掴みきれないものなのかもしれないですね。 ちょっとセンチメンタルな気分です笑

 そんな平成最後の1年。
 なんて特別な感覚には縛られず、今年自分がはまってしまったものや気に入ったもの、残しておこうと思います。
 例年書いてたわけではないので比較対象がないんですが、今年は結構多かったような。
 特にあらすじなど親切な紹介はしないので気になったのがあれば是非公式サイトでご確認ください!



・コスメ部門 :Whomee

 ヘア&メイクアップアーティストのイガリシノブさんプロデュースブランドのWhomee(フーミー)。
 ブランド立ち上げの発売当初から話題沸騰で、最初の頃は品薄状態が続いていたのですがレギュラーラインはだいぶ手に入りやすくなりました。
 わたしも販売が始まった頃から結構いろいろと買い揃えてしまったのですが、マルチユースがコンセプトの1つにもなっているように、アイシャドウにもチークにも使える!というような製品が多くて、飽きずに色々試しながら使えています。逆に色んなカラーが欲しくなってしまう…
 インスタグラムでのアイテムの使い方の紹介も充実していて、使って見て楽しいコスメブランドです。
 いつかちゃんと使い心地とかそそりメモとして書きたいと未使用状態からずっと写真撮ってはいるのですが…そのうち…。
 いまはベースメイクもほとんどWhomeeを使っているので毎日お世話になっています。値段が手頃なのも良いところ。
 ひとつのブランドにベースからメークアップまでラインでハマるのも珍しいので、今後の新作も期待です。



・ドラマ部門:アンナチュラル

 アンナチュラルは今年の1月から3月までTBSにて放送され、第55回ギャラクシー賞テレビ部門を受賞しています。
「逃げ恥」「アイアムヒーロー」そして「獣になれない私たち」の野木亜紀子さんが脚本を書かれたドラマです。
 ハマりすぎて生まれて初めてドラマのBlu-rayボックスまで買いました。
 米津玄師さんの主題歌「Lemom」でも注目を浴びた作品です。 この曲で米津さんは今年の紅白歌合戦に出演されます。
 主演は石原さとみさん。
 脇を固めるのが窪田正孝さん、市川実日子さん、井浦新さん、松重豊さんなど、個性あふれるキャスティングも魅力の1つでした。(シンゴジラで輝いた石原さとみさんと市川実日子さんの友情が見れるのも最高です)
 逃げ恥とは打って変わって、生と死、そして日本の社会問題に向き合った本格的な法医学ドラマでした。
 基本的なメインストーリーは各回完結型で、1話1話は濃厚ですが、途中から見れる気軽さもあり置いてけぼりにならないのもポイントです。
 舞台となるUDIラボ(不自然死究明研究所)そのものは架空の研究所ですが、緻密な設定と現実味のある事件(あるいは実際にあった様々な事件の要素をモデルに?)に、毎回胸を締め付けられ心を打たれるばかり。だからといって60分緊張しっぱなしではなくて、必ずどこかにふふっと笑ってしまう要素も散りばめられていて、その緩急がまた心地よいのです。
 さらには井浦新さん演じる中堂という毒舌で素直になれない、過去の影が差す人物や、竜星涼さん演じる木林(きばやし)というミステリアスで独特なキャラクターに、視聴者たちはみんな心を鷲掴みにされて翻弄されていた気がします。 わたしもその1人でした。
 アンナチュラルは「遺された人のドラマ」です。正面からあるいは背を向けながらそれでも人の死に向き合い、これからも生きていかねばならない、その残酷さと尊さは紙一重だなあと感じずにはいられませんでした。
 各回に圧倒された最後に流れる主題歌のLemonがさらに物語のエッセンスとなり、身体に沁み渡ります。そこまで入れて完成されています。
 2009年に瑛太さん主演で石原さとみさんも出演し、フジテレビの月9で放送された法医学ドラマ「Voice 〜命なき者の声〜」をご存知の方や好きな方は、アンナチュラルも楽しめると思います。  2018年12月31日〜2019年1月2日の年末年始で全話一挙放送されるので是非!数話見逃したとしても途中から見ても楽しめます!
 一度は見ていただきたい作品です。

アンナチュラル Blu-ray BOX

アンナチュラル Blu-ray BOX



・漫画部門: 僕のヒーローアカデミア

 実は結構前からハマってたのですが、今年さらに自分の中で爆発ヒットした作品です。8巻が出たばかりの頃に全巻レンタルで読み、アニメで入り込み、今年21巻まで一気に全巻購入し…という流れでした。
 初めて読んだときは「個性」ってストレートな表現すぎない…?って思っていたのに、いまではもう普通だしむしろそれが良い! 友情・努力・勝利の少年ジャンプ三大原則をいく王道の少年漫画です。
 個々のキャラクターがそれぞれ引き立っていて、 可愛いしかっこいいし憎めないし、励まされるし、力をもらえるし、ここ何年かで一番どハマりした漫画となりました。テンポや展開も割と早くて、さくさく読めるのも良いところだと思います。わたしはジャンプ作品だとワンピースが一番すきなのですが、それでも空島編とかスリラーバーク辺りは長丁場で脱落しかけているので、バランス的にはヒロアカくらいがちょうど良いのかもしれません。
 今年は初めて映画も公開され、NARUTOBLEACH銀魂がジャンプを去ったいま、その人気はうなぎのぼりなのでは?と勝手に思っています。作風としてはヒーロー漫画だけあってアメコミテイストなところもあり、堀越先生ご本人もマーベルにかなり影響受けていると明言しているみたいなので、映画ファンとしてはマーベルとの豪華コラボもいつかは期待したいところです。
 ちなみにわたしの推しキャラは女の子ならつゆちゃん、男の子なら爆豪少年です。ああでも次郎ちゃんもかわいいし轟くんも素敵です…悩み



・映画部門:ボヘミアン・ラプソディ

 映画が終わったあとに思わず拍手したくなるほどに込み上げるものがありました。わたし自身Queenのことを全然知らなかったので、自分のことを棚に上げて、Queenを知らない人にこそ観てほしい作品です。
 マイノリティへの苦しみや映画によって明かされる姿は、昔からファンの方たちのほうが想い染み渡るものが多いと思います。それよりもわたしのようにQueenそのものをこれまであまり知らなかった人は、その圧倒的なバンドとしての存在感、フレディ・マーキュリーという人物、Queenという存在、Queenという音楽こそを映画を通して知ってほしいなと思いました。
 かくいうわたしも、映画観る前に知ってた知識としては、I was born to love youの出だしとか、we will rock youとか、cmとかドラマで使われているとか、radio gagaも聴いたことはあるけど映画見るまで全く曲名とかも知らなかったレベルでした。映画見ながら、あれこれ聴いたことある!とかこれクイーンの曲だったのか!とかも多かったです。
 フレディ・マーキュリーのことも人物としては何かのタイミングでWikipediaを読んだことはありましたが、細かいところまでは知りませんでした。
 本人たちの顔すらもあまり知らなかったものですから、実際のQueenの写真と映画の俳優陣たちと見比べてると本当にそっくりでびっくりです。
 映画の中で象徴的に扱われたライヴエイドさえ実はちゃんと実際の映像を見たこともありませんでした。映画を観終わってから、Youtubeでその映像を見て、再現度の高さに、そして改めてQueenという存在の大きさに驚きました。
 蛇足ですが、映画の中でドラムのロジャー役をしているベン・ハーディがハマり役すぎて本当に本当にかっこよかった。
 もう一度見たい!
 そして映画を観たら、NHKのロジャーとブライアン本人に直撃したインタビューをぜひ読んでいただきたいです。
 映画もインタビューも最高すぎてうまく自分で言葉にできないのが歯がゆいばかりです。
News Up クイーン単独インタビュー【前編】ロジャー・テイラーさん | NHKニュース
News Up クイーン単独インタビュー【後編】ブライアン・メイさん | NHKニュース



・アニメ部門:ゆるキャン△

 友人にオススメされて度ハマり。もともとアウトドア大好きなので、触発されてキャンプ欲求爆発しています。何回見ても飽きがこないのは、女の子が可愛いだけでなく、本格的なキャンプシーンのほかに、その大自然の描かれ方に心が掴まれてしまうからかもしれません。
 基本緩急がなく、なだらかで雄大な自然を目の当たりにキャンプをするお話ばかりなので、ドキドキワクワクよりも、ほっこりと気持ちを落ち着かせる効能があります。
 疲れて疲れて頭を使うものを見たくないときとか、何も考えたくないとか、しっぽり呑みたいとか、そういうときに延々と流すのもまたオツな楽しみ方です。
 来年は漫画を全巻買い揃えてキャンプしまくるのが目標です。アニメ2期と映画も決まっているそうです!



・本部門:メモの魔力(著:前田裕二)

 ライブ配信サービスSHOWROOM代表取締役、前田裕二さんの著書です。今年の12月24日に発売されてすぐに重版がかかり、いまタイムリーに売り切れ続出中の本です。
 わたしはたまたま書店で23日に購入することができたのでラッキーでした!

 幻冬社から出版され、編集はあの「まだ東京で消耗してるの?(著:イケダハヤト)」や「多動力(著:堀江貴文)」の敏腕編集者・箕輪厚介さんが手がけています。
 狂気のメモ魔と呼ばれるほど毎日大量のメモを取り続け、「メモとは生き方そのものであり、人生のコンパスである」と断言する前田さんが、「メモ」とは何か、備忘や記録としてのメモではない「メモ」の書き方や考え方とはどんなものか、前田さん流の「本当のメモ」の世界へと誘ってくれます。
 読み始めると意外とサラリと読めてしまいます。その分、何度も読み返して理解を深めたくなる。加えて難しい言葉はなるべく使わずにわかりやすく解説してくれています。大事なのは「抽象化」と呼ばれる考え方で、具体的に前田さんのメモをサンプルに紐解いてくれ、思わず実践してみたい!さあ筆を取り、メモを書こう!と心の奥からわくわくしてきます。
 こういった自己啓発にもなる本はいかに実践できるかがカギだとは思うのですが、なかなか読んで満足してしまうことも多いです。そんな中でも「メモの魔力」は自己分析的に自分とも向き合うことになるため、やってみたいな、こうなりたいな、という気持ちがわきやすい気がします。
 これこそ面白い本だ!と人にもオススメしたくなるそんな一冊です。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)




・趣味部門:編み物

 こちらはなんというか、あくまでもスタートし始めでどうなるかわからないのですが、友人が始めたことをきっかけにわたしも!やりたい!となって始めました。いかんせん不器用なのでとても歪にはなってしまうのですが、出来具合い云々よりも、仕事でのパソコンや、普段使いのスマホで目を酷使する生活の中で、無心に手を動かして編み物をするというのはなかなか精神衛生上にも心地よいのです。
 そして不器用ながらも編みきれるとさらに気持ちがハッピーになるので、一石二鳥。まだコースターとかマフラー(も何年か前に編んで以来ですが)とかしか編めませんが、少しずつ編めるものを増やしていきたいな、とちょこちょこ時間を見つけて、Youtubeで編み方を参考にするなどして挑戦中です。
 とはいえ本当にすぐ編み方や記号も忘れてしまうので下の本も購入しました。少しずつですが来年はもっと経験値を増やしていきたいです。

一生使えるかぎ針あみと棒針あみの基本 (実用No.1シリーズ)

一生使えるかぎ針あみと棒針あみの基本 (実用No.1シリーズ)



・まとめ

 本当はもう少し色々あるので書きたかったのですが、「久しぶりだしたくさん書くぞー!」と張り切ったら、なかなか年内に終わりそうにもなく。年明けまで引っ張ると今度は完結しなさそうなので、この辺で締めようと思います。
 2018年は年明け早々に良い職場に就くことができ、そしてプライベートでも本当に色々なイベントに恵まれて、毎日あっという間に楽しく過ぎて行きました。
 また新年でのご挨拶もするつもりではいますが、ひとまず、2018年お世話になりました。
 なかなかブログを書くまでに至らなかったのですが(ブログ面で言うと2018年中にはなんとか10万アクセス行きたいなあって密やかに思っていたのですが、あと数千届きませんでした!!来年こそは…!)、来年もマイペースに、進むときはしっかりと進みながらやって行きたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。