アオ子のそそられ日記

匂い、あらすじ、見た目、あらゆるものにそそられて。

引っ越しすることになりました

こんにちは、アオ子です。
(いつもお久しぶりですになってしまうので、もう言わないことにしました。)

この夏、ついにこのときがきました。
いまの家に引っ越して来てから早5年。
とうとう新しい家をきめました。

長いことしっくりくるお部屋を探していたのですが、限られた家賃の中で理想が高く、譲れない条件が多すぎて、なかなかピンとくる物件に出会えずにいました。
先日、そんな条件をうっかりクリアしてしまうすてきなお部屋が、いつも見ている物件情報アプリにポッとでてきたのがきっかけでした。
(ちなみにこのアプリです→ 賃貸物件検索 ニフティ不動産)

見つけてからは早いもので、問い合わせをして、2週間おいてから内見へ。
合わせて他に2件の物件も見せていただいたのですが、値段も広さも駅の近さもやっぱりココしかない…あと地域密着型の不動産屋さんの感じもなかなか良くて、その日のうちに申し込みしてきました。

新しいところは今の家から歩いて10分もかからないくらいのところで、実はそれほど変わりません。
それでもやっぱり、もうこの家には二度と戻ってこないことを思うと、出ていくことを決めたのは自分たちなのになんだかさみしくなります。

築年数がかなり古くて、木造のアパートで、壁も薄くて、昔ながらの部屋で、ちょっと使いづらくて、駅からも少し遠くて。近くを大きな車が通ると部屋が少し揺れて。
でもベランダから小川が見えて、時間によっては噴水の音が聞こえてきて、ベランダの前が開けているのでなかなか見晴らしはよくて。ときどきひとり自転車で颯爽と大声で歌いながら高校生が過ぎ去ったり。
大家さんもとても優しくてあたたかい方で、いろいろ気にかけてもらったりお世話していただいたり、本当に恵まれていました。

ベランダの室外機に座って、平日の昼間から手作り梅酒を飲んだことも、月食を眺めたことも、桜を見ながらのんびりしたことも。夜階段を降りると近所の猫が寝転んでいたことも。
ここを去ったらもう叶わないことばかり。

不便さ相まって愛着が湧いてたんだなあとつくづく思います。

でも新しい部屋はとても利にかなっていて、住みやすさ間違いなしのはず。
内見したときに、自分たちが生活している様子が思い描けたのがいちばん大きかったです。
相場よりかなり家賃が安いおかげで機能面で妥協したところもいくつかはあるのですが、そこはまた愛着でカバーできるように。いつかまた引っ越しする日が来たときに、この部屋を離れるのが寂しいと思えるように。そんな生活をしていきたいです。

新しい大家さんからはすでにオッケーが出たので、あとは入居のタイミングを見計らうだけ。
切なさ噛み締めて一生懸命引っ越し準備をしようと思います。

今までより家賃も上がるので、頑張って働こう。

いろいろやりたいことや、集めたいこと、経験したいことたくさんあるけれど、ひとつひとつコツコツと。

平成最後の夏、いろいろやるべきことや楽しいことが多くて充実しています。
忘れられない夏にしたい!