アオ子のそそられ日記

匂い、あらすじ、見た目、あらゆるものにそそられて。

わたしもいつかは高校生だった


お久しぶりです、アオ子です。

先日、何年かぶりに高校時代の先生方と、同級生に会いました。
お世話になった先生が、65歳で教員生活に終止符を打つということで、お祝いの集まりを友人に開いてもらいました。
当時の生徒と担任の先生数名と。

そんな帰りの電車で、酔い覚ましの帰り道で、ふつふつと色々なことを思い返して、ついつい切なくなってしまったのです。



なかなか都合が合わなくて、これなかった生徒たちのことを想ってさみしがっていたこと
担任の先生たち同士でなんだかんだまだ繋がりがあることや、
当時の裏話で先生が生徒を守っていたこと、盾になってくれていたこと、そのほかいろんな事情があったこと。
話を聞きながら楽しかったりうれしい反面、いろいろな話を聞くたびに、なんだか切なくなってしまって、
わたし達が高校を卒業して、もう10年以上も経つというのに、名前や話を覚えていてくれていることがとてもありがたくて。

かなり高校生活に思い入れがあるので、ほんとにほんとに良い会でした。
先生方もそれぞれに思い入れがあると話されていて、それを共有できる年齢になれたのも嬉しかった。

先生がもう教鞭には立たないのだと思うと、それもまた切なく。
実はわたしは先生の担任クラスでもないし、先生の授業も受けたことがなくて、一度でいいから授業を受けたかったなあという思いもある。
代わりに委員会ではかなりお世話になったので、そのおかげで今のわたしがいてもおかしくない。

どちらかといえばタモリさんのような飄々とした雰囲気で、そこがまた大好きで、いつまでも元気でいてほしい。


それからもうひとつ、高校時代はいまいち距離が縮められず、できれば関わりたくないと思っていた先生が、この歳になってようやく楽しく話せるようになれたのが嬉しかったです。
誤解を与えやすい先生であることは間違いないけれど、いま話を聞いてみればそれもまたやる気と愛情だったのだと実感します。



先生たちを前にすると、たちまちわたしは高校生になる。